島村楽器『Evergreen Project』


Evergreen Project プロモーションムービー




『Evergreen Project』について

時としてゴミなのか作品なのかわからない物が出来上がってくることがあります。作家を生業にしていると度々そういう局面に立たされることがあり、アートや美術作品はそれ自体が有用なものなのか無用なものなのかが非常に曖昧であり、作品そのものが実用的な機能を果たすこともあまりない。(ないからこそ意味があるとも言えるのだけれど)アートというジャンルにはそういう問いや疑問がいつもついてまわる。作った本人でさえその存在を訝しむことがあります。アート作品に対するそういった問いは野暮なことのように思えますが、商売としてやっている以上、少なくともポジティブなものだと胸を張っていたい部分ではあります。

島村楽器さんから『Evergreen Project』のお話をいただいた時にまず思い浮かべたのは、アートという実利的な物差しだけでは計れない足元の曖昧さに資源、素材の無駄遣いをしていないだろうか?という普段から抱いていた問いでした。そういった後ろめたさにも似た感情に対し、環境に還元される素材を使った商品による自然保護活動という名目は自分にとって引き受けなければならない仕事のようにも思えました。

作品制作を行う際、作品を構成するための素材を吟味していく作業は必然的にその素材を「知る」ということと同義であり、知れば知るほど素材に対しての敬意のようなものが芽生えます。多くの表現活動にもデジタル化の波が押し寄せ、自分にとってもpcを使った作品作りは欠かせないものとなりつつあります。ですが、もの作りを極めようとすれば最後に行き着くのは手触りとして残る「実感」ではなかっただろうかと初心に引き戻されます。

鑑賞者や消費者に作品をとどける時、最後まで責任を持ちたいと考えるのは何も作家だけではなく、もの作りに関わる多くの職人さんや企業が自負しているものでもあります。今回のテーマビジュアルがより多くの皆様の目に留まることを期待しつつ、商品を通じてなんらかの有用の働きが社会に広がっていくお手伝いできればと思い『Evergreen Project』にご協力させていただいています。 何卒『Evergreen Project』を宜しくお願いいたします。





『Evergreen Project』テーマビジュアル






『Evergreen Project』ロゴ






ジャパンプリント JPPOS-001 Evergreen Project B2ポスター 【ジャパンプリント】
Evergreen Project テーマビジュアル B2ポスター、美術家 四宮義俊による描き下ろし作品。環境にやさしい素材の再生紙とベジタブルインキを使用。別売りのフレームはプラスチックの中に再生材料を51%使用したエコマーク認定・グリーン購入法適合商品。




TORAY 楽器用クリーニングクロス

ミクロの繊維が油膜など様々な汚れの中に入り込み、普通の繊維ではなかなか拭き取れない汚れもキレイに拭き取りが可能。その拭き取り性能は、東レ独自の「超極細繊維の織編構造」によるもので、汚れても洗濯すれば性能は元通り。繰り返し使うことができ、環境にもやさしい商品。





山櫻 音楽5線ノート/4段

表紙も中身も森林認証紙を使用した環境に優しい五線ノート。







長峰製作所 お米のオカリナ
プラスチックを使用した旧パッケージから紙を主体にしたものに変わりました。 「米粉」を使って作られているオカリナで計8色ラインナップされています。 是非ご興味ある方はご購入ください。 旧パッケージからの順次入れ替えとなっておりますので店舗によっては旧パッケージの表品があるかもしれません。








上記以外にもEvergreen Projectの対象品はこちらからご覧ください。 http://www.green.or.jp/bokin/