早いもので2月も目の前になってしまいました。
現在、作品の方は編集作業を行っています。まだまだ不慣れな道のりが残っていますが、
少しずつ2月の完成版へと近づいてます。今しばらくお待ちください。
前回に引き続いて、今回は作品の背景を何枚か載せていきたいと思います。
完成版に向けて修正を続けていますので、最終的に出力されるものとは、若干違ったものになっています。
背景の作画方法は、主に2つの方法で制作しています。
1つ目はペンタブレットを使ってPC上に作画する方法です。
2つ目は日本画等で制作した作品を写真撮影し、PCに取り込んだ上で調整しているカットです。
基本的に日本画の作品はサイズが大きすぎるので、スキャンが出来ません。
前回のエントリーでも描きましたが、動画に枚数をかけると、それだけ画面上では細かく動くのですが、
一枚絵で静止している動画や背景と、うごめいている動画は食い合わせが良くありません。
背景も全て動画で書く等の方法もあるのですが、スケジュール的なこともあり、今回の作品は一般的な、
一枚絵としての背景を合わせていく方法をとりました。その分、動画と背景のズレや質感の違いは処理の仕方が難しいところです。
[c-49]
メインビジュアル用のもので企画書の段階でも使っていた絵ですが、
制作開始当初に描いたものを劇中用に修正したものです。
c-27]
お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、手前の木はペンタブで作画したものです。
奥に描かれている植物は日本画で制作したものを写真撮影し、PCに取り込んだ上で調整したものです。
以前『ファンク』というタイトルで制作した作品を使用しています。
[c-29]
このカットも元は手書きのものにパースをつけたりしています。
[c-12]
背景の奥行き表現はこんな感じに切り分けられています。
[c-14]
PAN用のカット。
作品自体は2月のメディア芸術祭から発表が始まりますが、
最終的な完成版はまた別な場所での展示を考えています。ご期待ください。
第15回文化庁メディア芸術祭
場所:新国立美術館:メディア芸術クリエイター育成支援ブーズ
日時:2月22日(水)〜3月4日(水)
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2011/outline/
四宮義俊公式サイト
http://shinomiya.main.jp
サラチ分析公式サイト
http://sarachi.michikusa.jp/#