四宮義俊 / SHINOMIYA YOSHITOSHI

四宮義俊に関する情報をお知らせ致します。


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終了のお知らせ!

「戸定邸・日本画タイムスケイプ」は本日6月19日をもって無事終了しました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました。

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会場として使わせていただいた戸定邸は、来週からまた通常の戸定邸に戻ります。
たくさんの方が来場してくださいましたが、中にはこういった建物に現代的な作品は相応しくないと思われた方も多々いらっしゃったと思います。気分を害された方にとっては、無事終了という言葉は相応しく無いと思います。申し訳ありませんでした。

一年と数ヶ月の準備期間は永いようでも、建物の歴史から見れば一瞬のことかもしれません。
そ ういった「場」での作品提示にはそれなりの覚悟が必要であろうとは思いつつも、個人の作家として臨む時には「場」へのオマージュと作家個人の自意識のよう なものが、ないまぜになった状態のものが作品として表れます。ですが、もちろんその価値を決めるものは作家の手の内にはありません。
作品を見に来て頂いた皆様によって、初めてその存在が観察、観測され、永い時間軸の一断面の上に載る事ができます。展覧会が終わってからが、本当の意味での質が問われる時が来るような気もしています。

展覧会開催に際し、まだ未知数のグループにも関わらず、場所を貸していただいた館長さんや学芸員さんをはじめとした松戸市戸定歴史館の職員や研究員の皆様。

まだ企画段階から話し合いに参加していただき、戸定邸のガイドコースに作品の案内を組み込んでいただきました。戸定邸のシティガイドの皆様。

来館されるお客様に熱心に展覧会チラシを配布していただき、宣伝していただいた戸定邸の管理や受付をされている皆様。

毎日窓を磨き、戸定邸の清掃をしていただいている皆様。

お庭を管理されている庭師の皆様。

松戸市や近隣の市の店舗にチラシを置いて、宣伝していただいた、店舗主の皆様。

いろいろな方の協力を得る事が出来、そういったお力の上にようやく14日間という限られた時間をお借りする事ができました。
サラチ分析一同、心から感謝しております。ありがとうございました。

ちなみに展覧会は終わってしまいましたが、展示してあった作品の搬出は明後日6月21日の午前中に行う事になっています。
搬入の時と同じく、戸定邸の開館時間内の公開作業となっています。
え!?まだ作品見られるの?,,,と展覧会会期中は日程が合わず、涙を呑んだ方いらっしゃいましたら、是非!早めの時間でしたら作品を見る事ができます。

四宮義俊公式サイト
http://shinomiya.main.jp

 

 

 

 


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残り2日間になりました。

 

『戸定邸・日本画タイムスケイプ -帰還と出発-』も残すところあと2日間です。

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今回の展示は建物の性質上、建物自体に手を入れる事ができませんでした。そのため作品を自立させるか、敷居や鴨居を利用した展示方法が有力でした。利用出 来る物はなんでも利用しようと思い、片方の作品は建物自体の内部構造を利用しようと考え、畳を外させてもらいパネルと入れ替える方法をとりました。搬入作 業中、畳を外してみると中から炉が出てきたりしました。

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作品の組み立て作業中。歴史的な重みや格調のある建物で作品を展示する場合、建物自体にとても強い個性があるため、中途半端な作品はもれなく建物の持つ個 性の中に回収され、こぎれいな調度品になってしまいます。そのため今回は建物自体も作品の一素材と見立てた上で、建物を含めてもなお、美術品しての存在感 を出すためにはどうしたらよいのか?ある種の違和感のような存在感が必要なのではないのか?といったことを考えながら制作しました。

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雪見障子。日本家屋は庭と家屋が基本セットになっていますので、「内と外」や「再帰性」といったテーマを表現しやすいように感じました。

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青梅。梅雨時期でしたが、展覧会初日から前半は晴れの日が多かったように思います。

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6月12日の演奏会の様子。
自身の作品を舞台装置として使うというのはとても刺激的な体験でした。実際、演奏家の方にどのように空間を使ってもら えるのか?作っている当初から計算出来ていた訳ではないので、偶発的な部分も多いのですがその光景を考えながら制作することは、普段使わない筋肉を使って いるような感じがして楽しかったです。

■ 展覧会名 : 戸定邸・日本画タイムスケイプ-帰還と出発-
Japanese Painting Timescape ―Return and departure― in the Tojo Residence
■ 場所 : 戸定邸[千葉県松戸市戸定歴史館]
■ 会期 : 2011年6月4日~6月19日
■ 開場時間:9時30分−17時 (入場は16時30分まで)
■ 休館日:月曜日(ただし、祝日・休日の場合はその次の平日)
■ 観覧料:入館料 一般 1 5 0 ( 1 2 0 )円 高校・大学生1 0 0 ( 8 0 )円 小・中学生無料
□ 歴史館・戸定邸共通入館料 一般 2 4 0 ( 2 0 0 )円 高校・大学生1 6 0 ( 1 2 0 )円 小・中学生 無料
□( )内は2 0名以上の団体料金 駐車場:3ヶ所1 9台
■ 以下の方は無料で入館できます。
□ 松戸市内在住の身体障害者手帳、療育手帳の交付を受けている人とその介護者
□ 松戸市内在住の70歳以上の人

こちらでもブログを書いてます。
http://sarachi.web.fc2.com/news3.html

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http://shinomiya.main.jp

 

 

 

 


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展示案その2

全部載せたかなっと思っていたらまだあったので、続きです。

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簾のような作品案②

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部屋の中に部屋を作るような作品案

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箱形の作品案③
一つ上の作品もそうですが、室内にまた室内が繰り返すといったようなイメージが漠然とありました。

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「ファンク」プレ展示時の作品
現在展示している作品とはまた別なものになってしまいました。

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サラチ分析公式サイト
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展覧会紹介メディア

2011.6.8 現在、予定もしくは刊行されている展覧会紹介メディアです。

■ケーブルテレビJCNコアラ葛飾
デジタル11ch(アナログ9ch)

JCNコアラ葛飾さんに展覧会の取材を受けました。
放送日時
2011年6月10日(木)
■18:00■19:30■20:30■21:30■22:30■23:00
2011年6月11日(金)
■6:30
視聴エリアは葛飾区、松戸市、野田市、流山市に限られます。
インターネット上でも視聴が可能です。上記の日にちのみ常時視聴できるようです。
下記アドレスのBBkoaraのタグからご視聴ください。
JCNコアラ葛飾→http://bb.jcn-kktv.co.jp/

■ 月刊 [ギャラリー]6月号
今月の「ギャラリー6月号」のSpecial Exhibitionで今回の展覧会の
紹介記事を載せていただきました。ご興味のある方はご覧下さい。

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月刊ギャラリー6月号

■ 松戸市広報6月1日号

6月1日発行の松戸市広報に展覧会の記事とイベント情報が載りました。
その日のうちにワークショップの申し込みが相次ぎ、定員に達しました。
応募してくださった皆様ありがとうございました。ワークショプ担当も
喜んでいました。

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展覧会開催中!

昨日からようやく展覧会が始まりました。
詳細をもう一度載せておきます。

『戸定邸・日本画タイムスケイプ -帰還と出発-』
Japanese Painting Timescape ―Return and departure― in the Tojo Residence
戸定邸[松戸市戸定歴史館]2011年6月4日[土]−6月19日[日]
9時30分〜4時30分 月曜休館
戸定邸入館料150円

展覧会も始まりましたので、ここらで展示作品を決めるまでにどんな案を考えてきたのかを絵の残っているものでご紹介したいと思います。

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①戸定邸客間を使った作品案
平面作品を置いてしまうとどうしても大空間を遮ってしまうので、広さを活かした作品を作りたいと考えていました。

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②戸定邸客間を使った作品案その2
同じく広さを意識した案です。①に比べると、広間の柱と同調するような物になっています。

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③構造のイメージ

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④イメージスケッチ

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⑤箱形の作品案

 

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⑥箱型の作品案その2
⑤とは実質同じ作品ですが、寸法や個数などいろいろとバリエーションを考えてました。

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⑦簾のような作品案

実際どのような作品が会場に置かれているかは、会場で直接ご覧になって頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。
ちなみに四宮義俊の作品は会場に2点あります。

サラチ分析のホームページでもブログを書いています。良かったらみてください。
http://blog.goo.ne.jp/sarachibunseki

四宮義俊公式サイト
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