NHK-AC共同キャンペーン「『もったいない』であしたは変わる」アニメーションCM作品の監督をさせていただきました。本日、2015年7月1日より、NHK(NHK版)と民放(ACジャパン版)で放映が開始されます。放送は不定期ですので偶然お目にかかることがあるかと思います。
(C)NHK
「もったいない」をテーマに高校生、男女二人の思い悩む姿を描いたCMです。ちなみにCMは15秒バージョンと30秒バージョンの2種類があります。高校生の二人に声を当てていただいたのは、高杉真宙さんと柳生みゆさんです。NHK版の最後のナレーションは中尾衣里さんに当てていただきました。音楽は保科潤さんです。制作は新海誠さんの作品等で知られるコミックス・ウェーブ・フィルムです。今までもいくつかcm等、映像作品を制作しましたが、今回は絵コンテ、作画、仕上げ、編集に至るまで多くの人に携わっていただいて制作しました。その分、厚みと奥行きのある映像になっていると自負しています。
WEB上でご覧になりたい方は本日、7月1日より下記NHKサイトよりご覧頂けるようになりました。リンク先の「公共放送NHK」のタブの中に動画あります。
NHK facebookページ(こちらが一番高画質なような気がします。)
https://www.facebook.com/NHKonline/videos/1124994184193912/
NHK 動画ページ
http://www.nhk.or.jp/info/about/others/video.html
ACジャパン 動画ページ
http://www.ad-c.or.jp/campaign/nhk/nhk01.html
本日の放送開始から数日分のタイムスケジュールをいただきましたので掲載させていただきます。
■30秒スポット
7/01(水) 15:14:30~ 総合テレビ
7/02(木) 23:44:30~ BS プレミアム
23:44:30~ BS1
7/04(土) 23:44:30~ BS プレミアム
■15秒スポット
7/03(金) 03:29:45~ BS1
22:49:45~ BS プレミアム
※緊急ニュース等、編成の都合により、放送内容が変更となる場合があります。
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声を当てていただいた、柳生みゆさんと高杉真宙さんです。アフレコの段階ではまだ完成映像はなかったのですが、キャラクターの心情を汲んでいろいろな芝居をして頂きました。絵が完成に伴い最終的に当てる声を選択しました。
NHK/AC共同キャンペーン「もったいないで、あしたは変わる」篇
クリエイティブディレクター:松宏彰
アニメーション監督:四宮義俊
音楽:保科潤
出演:柳生みゆ、高杉真宙
制作:TYOプロダクションズ2西麻布
アニメーション制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
2015年7月6日 at 7:14 AM
アニメは綺麗だったけど、CMの意図がわからなかったです。「もったいない」がどう関係いているのか??みんなにそのメッセージが果たして伝わっているのか?
最近のcmは不条理すぎて理解できなくなっていますね。
2015年7月15日 at 3:00 PM
コメントありがとうございます。なかなか何かを伝えるというのは難しいですね。いろいろ試行錯誤して上記のような内容で「いける!」と思って制作致しました。
2015年9月16日 at 11:21 PM
こちらこそ、コメントのご返答ありがとうございます。
制作の方から丁寧なご返答をいただき大変恐縮しております。
個人的な感想としては、4人の若者が何(時間なのか、資源なのか)についての無駄に対し「もったいない」と思い悩んでいるのか、がこの画では理解ができませんでした。
また、「もったいない」という言葉がなぜ「一言で救われる」、「自分を取り戻す」「勇気が出る」etcなどにつながるのか、ということについても理解できませんでした。
30秒足らずの映像で視聴者に自分の考えを伝えようとするのは大変骨の折れる作業だと思いますが、これからも頑張ってください。
2015年9月28日 at 10:04 PM
返信ありがとうございます。これからも頑張っていきたいと思います!
2015年7月12日 at 10:18 PM
次の放送スケジュールが知りたいです
2015年7月15日 at 2:58 PM
すいません。僕もその後の放送スケジュールは分からないんですよ。初回のスケジュールは放送開始ということで、教えていただけたのではないでしょうか。
2015年8月29日 at 6:02 PM
この作品のアニメを観てみたいです。真宙くんのナレーション凄く良かった!
2015年9月28日 at 10:03 PM
コメントありがとうございます。高杉さんナレーションも含めてとても演技がうまかったです。
本編にあたるものは特にないのですが、いつかこういったアニメを制作してみたいですね。
2015年10月31日 at 7:21 PM
CM見ました。
教えてほしいのですが、このCMはどこかモデルがあるのですか?
特に教室から見える風景、最後の電車の風景が綺麗でモデルがあれば教えて下さい。
2015年12月13日 at 8:11 PM
のばさん。コメントありがとうございます。コメントに気付くのが遅れて申し訳ありません。
cm見ていただいてありがとうございます。
さて、ご質問ですが、実はほとんどの風景に関して、特定のどこかという場所はありません。
このカットではこういう風景を見せたいなとか、教室からは思い悩主人公として、
やはりプールが必用だなとか、そういう感じでレイアウトを決めていきました。
ちなみに最後の電車が走っているシーンですが、車両は阪神電車をモチーフに使いましたが、
場所のイメージは京浜急行の横須賀中央あたりとかJR横須賀線の横須賀付近といった感じをイメージしました。
(僕が神奈川県出身なもので。)海を見せたいとか、崖ぞいっぽかったりとかそういった部分をイメージに使いました。
ただ一点、実際の風景を参考にしたカットもあります。
男女二人の高校生が夕方下校しているシーンで使っている急峻な坂道のカットは自分で撮った写真を参考にしました。
場所は‥東京の台東区だったような気がしますが、ちょっと正確な場所は忘れてしました‥すいません。
あと、コンビニのバックヤードは写真等は撮れませんでしたが、お店に無理をいって見せていただいたりもしました。
坂道の方はメイキングの方でも見られますのでよろしければ。
http://www.nhk.or.jp/minimini/workshop/index.html
ご参考まで。
2015年12月4日 at 12:50 PM
今日CM放送を初めて見ました。
最初に綺麗な映像に魅入って、少年少女の声で「もったいない」。
映像も2人の声も印象に残る不思議なCMでした。
「『もったいない』で、あしたは変わる」
1日1日が長く感じられる時期の、高校生の男女のセリフとして聞くと、学生時代の大切だった日々を思い出しました。
2015年12月13日 at 8:30 PM
sayuさんコメントありがとうございます。
若い頃に見聞きしたものって大人になってからも不思議と立ち止まった時などに
思い出すものですよね。何か感じていただけるようなCMになればと思い作りましたので、
コメントいただけてとてもありがたいです。
2016年1月17日 at 9:28 AM
今、たまたまCMを観ました。「せともの」のあとに「もったいない」を観ました。せとものを見たら、なるほどーと思いました!「もったいない」は、絵がとても素敵でした!リアルでキラキラしてて、なのにアニメーションで。想像の世界(体験したいけど出来ない世界)を見た気がしました。それでネットで調べようと思い、、、コメントを見る分、まだ作品は出されてはいないのでしょうか。CMだけではなく映画も作ってほしい^^ストーリーはなくてもいい、一人のただの日常でもいい、それだけでも和みそうな絵(アニメーション?)でした。また、CMでは不必要に『声』が入ってなかったのが、更に映像に集中できて良かったのかもしれません。ということは絵がいかに魅力的だったかということです。もっと長い時間浸っていたい、キラキラしたアニメーションでした。これからの活躍を楽しみにしていますね!!!
2016年1月19日 at 1:28 PM
cm観ていただいてありがとうございます。こちらの映像はあくまでcmですので、本編にあたるようなものはないのですが、
いつか今作のようなもので長い作品も作ってみたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
2016年2月13日 at 7:20 PM
本当に美しい映像で思わず見入ってしまいました。1日に沢山のCMが流れるなかふと目が止まり観入ってまた何度も観たいと思えるクオリティに感動して思わず検索してここにコメントさせていただきました。
2016年2月14日 at 8:14 PM
わざわざ検索までしてコメントいただいてありがとうございます。沢山cmがある中でどうしたら目を留めてもらえるか考えながら制作しました。
2016年3月15日 at 10:02 PM
瑞々しいアニメーションに魅かれて、始めて目にしたときからずっと忘れられません。CMテーマの「もったいない」という言葉以外にもいろいろなメッセージを受け取れるようなCMですね。
映像のなかで「ここをみてほしい」といった一押し、こだわりの箇所などがあったら教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
2016年3月17日 at 12:38 AM
コメントありがとうございます。去年の7月からcmが流れ始めて、時折こうしてコメントをいただくことが励みになっていたりします。さて、「ここを見て欲しい」といったこだわりの箇所とのご質問ですが、30秒という短い時間に中にどれだけ詰め込めるかとがんばったcmなので、全部と言いたいところですが、あえてあげますと水泳のシーンでしょうか。誰もがなんとなく思い出すことが出来るようなプールの感じや部活でなかなか成果が出ない、といったような感覚をこのシーンで表現したかったので、色合いや構図等いろいろ考えて作った覚えがあります。