四宮義俊 / SHINOMIYA YOSHITOSHI

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【セコンドスペース】終了!

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11月に行っていた、【セコンドスペース】の3つの企画が無事、終了しました。
お越し頂いた皆様ありがとうございました。

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vol.1.2:戸定邸菊花祭+サラチ分析『−菊で祝う七五三−』
右上と右下が四宮の作品です。

今回の【セコンドスペース】はメンバー4人が各自の活動を行いつつ、6月に行った第1回展から5ヶ月で同時に3つの企画を行う。という内容でした。
内容が幅広いこともあり、当初は各企画の連携も限定的なものでした。
ですが終わってみると、当初思い描いていたものに比べると準備していくうちにあれもやろう、これもやろう‥と、段々各企画の規模がスケールアップしていった感がありました。
3企画それぞれに担当者を置き、それぞれの立場からワークショップや展示に関しての企画や立案を行ってもらいながら、少しづつ進めていきました。
アートの為だけに用意された「場」ばかりでない今回の3企画の活動を通じて、普段あまりアートに関心が無いような方が、私たちの作品やワークショップを通して、アートに興味をもたれるきっかけになってくれたら、うれしいなぁと思っております。

 

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vol.1.3:サラチ分析の有明行灯作り
左下に映ってるのはメンバーの満尾氏です。

3つの企画に場の提供や協力をして頂いた、NPO法人江戸前21さん・ギャラリー坂巻さん・松戸市戸定歴史館さんにはいろいろとご無理をお願いすることも多く本当にお世話になりました。ありがとうございました。
なかなか作家としての活動だけでは見る事の出来なかった部分も多く、僕らにとっても学ぶことが多い企画でした。

ちなみに今回のタイトル【セコンドスペース】は元々、オルタナティブ・スペースを意識した言葉になっていました。
元々 「場」を強く意識したグループだけに、3企画の中の一つ、既存のギャラリーでの展示に対して、どう接していくのか?といった事が、メンバーの中では当初、 意見が分かれていたものもありました。もちろん普段の個人の活動であれば、そういった事柄は問題にならないのですが、グループとしての活動だけにステート メントとの折り合いをどうつけるのか?等々4人で話した覚えがあります。

第一回目の展示にはそういった「場」に関しての解釈のぶれや活動の拡張性に関して、まだ問題になるような部分はありませんでした。(あたりまえと言えば、あたりまえですが。)
と はいえ、そういった空間での展示は、普段ギャラリーで私たちの作品を見て頂いている方にとっては、足をのばすことを躊躇させてしまう距離として表れてきた りします。ギャラリーの集中している地域から少し離れたところで展示を行うという事に対する集客に関した危惧はグループ内でも当初からありました。

【戸 定邸・日本画タイムスケイプ】展で日本画の大政奉還をやってやろうじゃないか!!と、メンバーで意気込んでいた展覧会開催以前から、第一回目の展覧会終了 後に東京のギャラリーを借りて帰国報告会のような展示を行おうと話していた事もありました。今回の坂巻さんでの展示はそういった事柄を加味した性格になっ てたりします。

いろいろと書きたいことはありますが、何よりも作家にとって、作品を作り続けていくとがきっと大切なことでしょう。
そんなこんなでこれからも精力的に活動していきたいと思っています。
第2回目の展示もどんどん準備していきます。それでは。

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